インフルエンザ予防接種
インフルエンザ予防接種について
インフルエンザワクチン接種すると、どうなるの?効くの?
インフルエンザにかかる時は、インフルエンザウイルスが口や鼻、眼の粘膜から体の中に入ってくることから始まります。体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、現行のワクチンはこれを完全に抑える働きはありません。ご自身の感染対策(ワクチン接種の他、うがい、手洗い、消毒、睡眠休養、栄養摂取)が大切です。
体内のウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。この状態を「発病」といいます。
現在国内で用いられている不活化のインフルエンザワクチンは、この「発病」を抑える効果が一定程度認められていますが、麻しんや風しんワクチンで認められているような「高い発病予防効果」を期待することはできません。
発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳炎等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。
インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することであり、一定の効果があるとされています。
予防接種は受けなきゃいけないの?
インフルエンザにかかると、ご自身に健康被害があるほか、感染拡大予防のため様々な制約を受けることになります。例えば職場や学校などです。復帰するには一定の期間が必要で、ご自身の発病で周囲に影響を及ぼしかねません。ご自身の健康と周りの方のためにも接種が望ましいと考えられます。
副反応が気になる方や乳幼児などは、かかりつけ医の指示に従ってください。
毎年、接種しないといけないの?
製造されるインフルエンザワクチンは、その年の季節に流行すると予測されたものです。毎年、接種しましょう。また接種する時期については、接種したワクチンに予防効果が表れるまでに2~3週間必要といわれ、予防効果は約5ヵ月とされています。流行が12月からとすると、11月までに接種することが望ましいでしょう。
補助内容
接種券や申請書等により、接種料金の一部を補助します。
「接種補助券」「補助申請書」は9月中旬に被保険者ごと(家族分まとめて)に自宅へ郵送します。
対象者 |
令和6年8月9日時点で名鉄健保に加入している、被保険者(本人)および 被扶養者(家族) ★8/10以降の名鉄健保加入者で補助を希望される方は、会社の総務・庶務経由で名鉄健保へお申し込みください(名鉄健保必着:令和7年1月10日)。後日、名鉄健保から「補助申請書」を送付します。
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接種期間 | 令和6年10月1日~令和7年1月31日 期間後の接種については、補助をいたしません。 |
補助額 | 1人につき1,000円(期間内1回のみ) |
利用方法
接種補助券をお持ちの方
対象者のうち、今年度65歳未満の方に配付します。(昭和35年4月1日 以降にお生まれの方)
表面が【接種補助券】
接種する医療機関が「愛知県」の場合にお使いください。(一部の医療機関では使えない場合もあります)
裏面が【補助金申請書】
接種する医療機関が「愛知県以外」の場合にお使いください。
予約時に、その医療機関で上記健保連愛知「接種補助券」が利用できるか、おたずねください。
補助申請書をお持ちの方
対象者のうち、今年度65歳以上の方に配付します。(昭和35年3月31日 以前にお生まれの方)
- ※8/10以降の健保加入者で、会社の総務・庶務経由で補助を希望された方にもお送りします。
接種時
一旦全額をお支払いください。
明細の分かる領収書をもらってください。
接種後
右図申請書に上記領収を添付して、各事業所担当者にご提出ください。
任意継続の方は名鉄健保へ直接ご提出ください。
申請後
1~2ヵ月後、被保険者本人の給与口座へ補助金を支給します。
【補助申請書】(A4サイズ)
利用にあたっての注意事項
- 接種補助券・補助金申請書および補助申請書は、記載の方以外はご利用できません。
氏名、生年月日等に誤りがある場合は、名鉄健保へご連絡ください。
また、任意継続加入や事業所異動等で、保険証の記号、番号が変わっても、引き続き名鉄健保の加入資格があれば、そのまま接種券はご利用できます。記号、番号はご自身で手書き修正してください。 - 接種補助券・補助金申請書は、OCR機器により読み取り処理されますので、折り・曲げ・汚れ等の無いよう、ご注意ください。また、ミシン目は切り離さないようお願いします。
個人情報の取り扱い
インフルエンザ予防接種に関わる個人情報は、名古屋鉄道健康保険組合 個人情報保護管理規程を遵守し、厳重に保管・管理いたします。
利用状況の情報は各会社と事業実施において共有するものとし、保健事業業務以外の目的では使用いたしません。