歯科健診
歯科健診について
- 歯科健診はどうして必要なの?
- 歯周病ってどんな病気?怖いの?
- 歯周病は万病のもと、細菌感染症でもある
- 歯は痛くないんだけど?
- 補助内容
歯科健診はどうして必要なの?
歯の喪失原因は、虫歯と歯周病が主な原因です。
幼児学齢期には虫歯予防が一番必要ですが、成人期の私たちには虫歯予防よりも歯周病予防が必要とされています。虫歯には痛みという自覚症状が現れますが、歯周病には痛みなどの自覚症状がない場合が多く、気づいた時には手遅れになることもあります。
歯科健診では、虫歯の診査がメインだと思われがちですが、虫歯の他に歯周病の有無や、その進行状況をプロである歯科医師の目で診査してもらえます。だから、半年に1度は健診(診査)してもらうことをお勧めします。
歯周病ってどんな病気?怖いの?
とても怖い病気です。
歯周病は、歯と歯茎(歯肉)の隙間(歯周ポケット)から侵入した細菌が歯肉に炎症(歯肉炎)を引き起こし、痛みもなく進行した後、歯を支える骨(歯槽骨)を溶かして歯をグラグラにさせ、歯が自然に抜け落ちる病気です。歯が失われると、咀嚼(そしゃく)が上手くできなくなり栄養摂取の偏りや、筋力の衰えからくる誤嚥(ごえん)にもつながります。
歯肉炎の段階で気づき、ケアができていれば歯を失うことはありません。「歯肉が腫れている」「口臭がする」「歯茎が下がった気がする」「歯が長くなった気がする」「歯と歯のすき間が目立ってきた」「口内がネバネバする」「ブラッシングで血が出る」などの症状がある場合は、絶対に放置してはいけません。
歯周病は万病のもと、細菌感染症でもある
歯周病の原因の歯周病菌は、歯茎に炎症を起こして毛細血管を壊します。そこから歯周病菌や炎症物質が血液に侵入し全身をめぐり、さまざまな病気を引き起こしたり悪化させたりします。正に細菌感染症です。
歯周病が因子となり、発症や悪化を招く病気群
- 脳:脳梗塞・認知症
- 肺:誤嚥性肺炎
- 心臓:狭心症・心筋梗塞
- 骨:骨粗しょう症
- 子宮:早産・低体重児出産
- すい臓:糖尿病
歯周病は糖尿病の合併症の1つとも言えます
歯周病と糖尿病は相互に悪い影響を及ぼします。歯周病はインスリンの働きを低下させ糖尿病を進行させたりします。糖尿病は免疫力を低下させ歯周病を進行させます。様々な病気の因子でもある歯周病は細菌感染症であり、この負の連鎖を断ち切ることがとても重要です。
歯は痛くないんだけど?
歯周病は歯が痛くなりません。それよりも、進行が進んでいる歯周病に気づかないことの方がもっと痛い!
健保組合の歯科健診補助では、年度内1回は無料で受けられます。ご自身の口内状態に関心を持ち、歯科健診を習慣化して虫歯と歯周病予防に努めましょう!
補助内容
東海4県の歯科医院における一般的な標準歯科健診に対して、年度内1回、その健診費用の全額を名鉄健保が負担します。その他の地域で健診した場合は、その健診費用のうち、上限3,300円までを名鉄健保が補助します。
東海4県(愛知・三重・岐阜・静岡)で受診される方
東海4県の歯科医院における診療所型歯科健診に対して、年度内1回、その健診費用の全額を名鉄健保が負担します。
歯科健診受診の注意事項
- 名鉄健保へ補助の利用申込みの際に、何県で健診するのかをお知らせください。受診券と健康診査票をお送りします。愛知県で健診する方へは受診券のみとなります。
- 歯科医院を予約する際は、「診療所型歯科健診」が可能かどうかを確認してください。
- 無料となるのは歯科健診です。健診のオプションである清掃、歯石除去、ブラッシング、フッ素塗布などは補助対象外となり、費用は個人負担となります。
- 希望する健診日より3ヵ月以内に歯科治療を受けている方は、お申し込みできません。
対象者 | 被保険者 および 16歳以上の被扶養者(高校生以上) |
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期間 | 4月1日から翌年3月31日までの年度内 |
補助額 | 健診費用の全額 |
受診までの流れとご案内 |
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申請書類 |
個人情報の取り扱い
- 健診結果は、医療機関から名鉄健保にも通知されます。
- 申込時にお預かりした個人情報と健診結果は、名古屋鉄道健康保険組合個人情報保護管理規程に従って、厳重に保管・管理いたします。
- 健診結果・医療機関の利用状況の情報は各会社と事業実施において共有するものとし、保健事業以外の目的では使用いたしません。
- 健診結果について、名鉄健保から受診者にお手紙をお送りする場合があります。
- 健診結果において「要精密検査」の診断がある場合は、必ず医療機関を受診して医師の指示に従ってください。精密検査を受診しない場合や治療をしない場合は、健診費用を全額負担していただくか、次年度から当補助制度が受けられなくなる場合があります。
東海4県(愛知・三重・岐阜・静岡)以外で受診される方
東海4県以外の地域で、歯科医院における一般的な標準歯科健診に対して、年度内1回、その健診費用のうち上限3,300円までを名鉄健保が負担します。
歯科健診受診の注意事項
- 補助の対象となる歯科健診は、一般的な標準歯科健診です。健診希望する歯科医院で受けられるかどうかを確認してください。不明な場合は名鉄健保へご連絡ください。
- 健診のオプションである清掃、歯石除去、ブラッシング、フッ素塗布などは補助対象外となり、費用は個人負担となります。
- 希望する健診日より3ヵ月以内に歯科治療を受けている方は、お申し込みできません。
対象者 | 被保険者 および 16歳以上の被扶養者(高校生以上) |
---|---|
期間 | 4月1日から翌年3月31日までの年度内 |
補助額 | 一般的な標準歯科健診の費用のうち上限3,300円まで |
受診までの流れとご案内 |
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申請書類 |
個人情報の取り扱い
- 健診結果は、医療機関から名鉄健保にも通知されます。
- 申込時にお預かりした個人情報と健診結果は、名古屋鉄道健康保険組合個人情報保護管理規程に従って、厳重に保管・管理いたします。
- 健診結果・医療機関の利用状況の情報は各会社と事業実施において共有するものとし、保健事業以外の目的では使用いたしません。
- 健診結果について、名鉄健保から受診者にお手紙をお送りする場合があります。
- 健診結果において「要精密検査」の診断がある場合は、必ず医療機関を受診して医師の指示に従ってください。精密検査を受診しない場合や治療をしない場合は、健診費用を全額負担していただくか、次年度から当補助制度が受けられなくなる場合があります。